菊姫の純米酒の最高峰に挙げられる逸品
これはお酒です。20歳未満の方への販売はいたしません。
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口あたりの良いまろやかで、たっぷりとした旨味
商品仕様
■蔵元:菊姫合資会社(石川県白山市)
■造り:純米酒
■容量:720ml
■原料米:山田錦(兵庫県三木市吉川町・特A地区産)
■精米歩合:65%
■熟成年数:2~3年
■使用酵母:自社酵母
■酒母:速醸酒母
■日本酒度:-3
■酸度:1.8
■アルコール度:16~17%
■保管:冷暗所(開栓後は冷蔵庫)
味わい…熟成
■甘辛:普通
■飲みやすさ :どっしりとした味わい
■深み :適度な熟成による、蜂蜜を連想する甘やかでコクのある旨味とアルコールのボリューム感
■香り:ナッツやカラメルを連想する芳醇な香り
飲み方
◎ロック…少し辛味が出ますが熟成感が薄まり、若干飲みやすくなります。
◎常温…お米の旨みと味の強さがと口の中に一気に広がります。口当たりはまろやかで柔らかく、濃い甘味やほんのりした苦味も感じられ、後味は綺麗な感じです。
◎ぬる燗…菊姫特有の乳酸のコクとお米の旨さが感じられ、甘味・辛味・酸味のバランスが取れている印象。
この料理に合うぬか漬け
山田錦ならではのたっぷりとした旨みを味わうことが出来るお酒で、特に濃い目に味付けされた料理との相性は抜群です。
味の濃いぬか漬けでいうとふぐの子ぬか漬けやさばへしこと合わせると飲み過ぎるくらいお酒が進みます。
速醸酒母でも美味しい菊姫の純米酒
速醸酒母による仕込み、2,3年の熟成
山廃を得意とする菊姫が、あえて速醸酒母によって醸したのが特選純米です。
速醸酒母で造ったにも関わらず特選純米に仕上がっているのは、2~3年もの時間をかけて行われる熟成によって、まろやかで深みのある味わいになるからです。
熟成させることによって口当たりはやわらかくなり、もともと旨口でぽってりとした味わいから女酒と言われる菊姫の純米酒の中でも、とりわけまろやかな味わいが特徴で、菊姫の純米酒の最高峰とまで言われる逸品に仕上がっています。
蔵紹介
「菊姫」は一千有余年の伝統を誇ります。奈良時代以来、白山宮の神酒として醸造され、すでに室町時代には、「加賀菊酒」(菊姫の古称)と呼ばれました。天正年間(1573-1592)、屋号「小柳屋(おやなぎや)」として創業しました。
豊臣秀吉が醍醐の花見に、この酒を是非にと取り寄せたとも伝えられます。江戸時代には加賀藩の保護酒として愛飲され、また、加賀藩の御用商人や徳川幕府の巡見上使にも好まれました。
創業400有余年の老舗蔵で、手造りで丁寧に醸し、米の旨(うま)みを生かした昔ながらの酒造りを守っています。
霊峰白山の麓~鶴来町
菊姫が位置する石川県鶴来町は霊峰白山の麓。白山連峰の雪解け水が手取川となって流れ出る扇状地の扇頂点にあります。この連邦からの滴りを集めて醸しだす、芳醇な美酒が古来より「加賀の菊酒」と呼ばれ、賞賛されてきました。
神酒としての歴史
また、この地は白山信仰の総本山である白山比咩神社の門前町としても知られており、菊酒は連綿と1千有余年にわたる伝統を誇り、奈良朝以来白山宮の神酒として醸造されてきました。
ちなみに「菊姫」の由来は白山比咩神社の御祭神「菊理媛(くくりひめ)」から、また「菊酒伝説」から伝えきいています
ほんのり薄化粧の黄金色
菊姫の酒は、「原料由来の味わいや、麹の旨味を生かした造りこそが本流である」という強い信念の下、酒の個性を生かし、酒本来の旨みを引き出すために最低限の炭素しか使わず、酒はほんのり薄化粧の黄金色です。しっかりした麹から引き出される米の旨味と麹の作り出す様々な酵素の働きによって、複雑で深い味わいを醸しだしています。
最高ランクの山田錦を使用
高品質の清酒造りに必要なものに、良い原料、良い人材、良い設備が上げられますが、原料は特に吟味し、最高の酒造好適米である山田錦、その中でも特に高品質米が栽培される産地、兵庫県美嚢郡吉川町産(最高ランクの特A―A指定地域)の米を入手、さらに全生産量の約25%に相当する一万俵を毎年安定的に確保しています。この数字は単なる契約栽培を超え、生産者と信頼関係が築かれてきたことを物語っています。