特集・金沢の日本酒おすすめ銘柄

一般的にその土地の料理はその土地で生産された日本酒と相性がいいと言われています。一つは水が関係しているようです。料理も日本酒も同じ水を使用して造るため、自然と相性がよくなります。
また、その土地の人の味覚でお酒も料理も誕生します。当然、その味はその土地の人の味覚に合わせて作られるため、風味が似通ってきます。

「似たもの同士」は、お互いを引きたてると言われているため、相性が良くなります。
金沢で創業三百年の老舗の味・油与商店のぬか漬けと、藩政期より愛され続けてきた金沢の日本酒の相性は抜群です。
当店の商品と是非合わせてほしい、おすすめの金沢の銘柄を紹介します。
「黒帯」(福光屋)
「加賀鳶」(福光屋)

キレのある辛口で、旨味も大切にされた、まさに酒造りの妙技を味わえるブランド。
単に辛いだけでなく、日本酒の生命線である旨味を大切にしながらのキレる辛口で、純米造りの技術を徹底的に追求したお酒で、コンセプトは「粋」。
「金澤中村屋」(中村酒造)

飲み飽きしない最高のお酒、食中酒として合わせられる最高のお酒として、美味しいお酒造りを極めることを目指したブランド。
また、地元産酒造米のみを使用し、金沢酵母にこだわった酒造りで真の地酒を目指し醸造しています。
「加賀鶴」(やちや酒造)
「長生舞」(久世酒造店)
「御所泉」(武内酒造店)
金沢の日本酒の美味しい理由~水と、米と、技と
旨い日本酒は、良い水、米・麹を基に、人の技で練り上げて造られます。
金沢の地酒はこの3拍子が揃っていると言われます。
金沢の水

酒の80%を占め、味わいの鍵を握るのが水です。雪国の石川県金沢市では冬季、山や平野に降り積もった雪が、春を迎えて雪解け水となり、地中深く染み込んで、伏流水となります。
金沢を貫く2大河川の犀川・浅野川。これらの河川流域では、辛口を生むミネラル分が多い硬水系が優勢である一方、谷間から湧き出る清水・生水も所々あり、これらは甘口で濃醇な酒造に活用されます。

酒どころは水どころでもあります。硬軟双方の水に恵まれた金沢は、まさに酒造りに適した水どころでもあるのです。
金沢の米

金沢は寒冷な気候であるため、良質な米の産地でもあります。
地産地消を期し存在感を増しているのが、以前より使用されている石川県産の「5百万石」、2004年に配布開始された石川の地で生まれ育つ酒造好適米の「石川門」、近年では高精白の「百万石乃白」などです。

良い酒米と一体となって清酒を醸すのが発酵を促す酵母です。
1996年に金沢より画期的な酵母が誕生しました。「金沢酵母」、通称「K14」です。
この酵母は生成される酸が少なく、綺麗な味に仕上がるのが最大の特徴です。
能登杜氏伝統の技

三大杜氏輩出の地である石川。藩政期の昔から、奥能登よりあまたの杜氏を生み出し、その腕を磨いてきた歴史があります。
現在では時代が変わり、金沢でも能登杜氏にだけしか頼らない企業風土になりつつあります。しかし今でもなお、底流に能登杜氏の伝統が脈々と息づいています。
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