丹念に仕込んだ純米大吟醸を、千日間低温熟成
酒米の最高峰「山田錦」の中でも、契約栽培の特に厳選した米のみを使用し、丹念に仕込んだ純米大吟醸を、千日の間じっくり低温で熟成させました。
ラベルに使用した錦絵は五代目尾上菊五郎により明治19年に初演された河竹黙阿弥の代表作
『盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめがかがとび)』を主題としたものです。
お祝い、ご贈答におすすめです。
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繊細で香り高い純米大吟醸
商品仕様
■蔵元:福光屋(石川県金沢市)
■造り:純米大吟醸
■容量:720ml
■原料米:全量契約栽培米・特別栽培米使用
山田錦100%(兵庫県多可町中区産)
■精米歩合:50%
■日本酒度:+4
■酸度:1.6
■アミノ酸度:1.4
■アルコール度:17%
■保管:冷暗所:(開栓後は冷蔵庫)
味わいのタイプ
キレが良く丸みがあるタイプ
飲み方
冷(10℃~15℃)○、常温(20℃前後)◎、燗(40℃~50℃)○
極上の酒を彩る豪華な錦絵ラベル
千日囲いとは
千日という長期間の熟成ならではの深くまろやかな味わいが特長です。
低温での長期熟成は、酒本来の出来が結果に大きく影響します。
「加賀鳶 純米大吟醸 千日囲い」では、最高の酒を緻密な温度管理のもとで熟成させています。
受賞歴
株式会社福光屋(本社・金沢市)の「加賀鳶 純米大吟醸 千日囲い」は、世界最大級のワインコンテスト「International Wine Challenge インターナショナル ワイン チャレンジ2022」(略:IWC 2022)のSAKE部門(9カテゴリー)にて、ブロンズメダルを受賞しました。
優れた品種
酒造好適米(酒米)の最高品種と称えられる山田錦は、精米歩合の低い吟醸系の高級酒に用いることが多く、品のよい豊かな香り、風格をそなえた旨味、おおらかなふくらみを感じさせる非常に優れた品種です。
毎年、福光屋の社長や担当者が、田植えや刈り取り時期はもちろん、毎月のように現地に通い、一つ一つ学び合って福光屋の酒造りに最適な山田錦へと改良を重ねてきました。
情熱的な生産農家たちの意欲、勤勉さに福光屋も刺激を受け、互いの切磋琢磨によって米質の向上や収量の安定化、それによる酒の味わいも格段によくなったのはまぎれもない事実です。
恵みの百年水
福光屋の酒造りを支えるもの、それは水です。
水の良し悪しは酒の味わいに大きく影響します。福光屋の仕込み水は、生まれたて百歳。
霊峰白山の麓に一世紀前に降った雨が地中深く浸み込み、幾重にも重なる貝殻層をくぐり抜ける間に、酒造りに最適な成分をゆっくりと溶け込ませながら、実に百年の歳月をかけて福光屋の蔵に辿り着きます。
ゆったりと悠久の時を過ごした水は、まさに自然の恵みとなり、福光屋の直下150メートルの地中から渾々と湧き出しています。
酒蔵にとって水は命。福光屋が創業以来、現在の地を一歩も動かず酒を造り続けてきたのは、このかけがえのない「恵みの百年水」があるからです。
加賀鳶について
江戸の昔、加賀藩お抱えの大名火消し加賀鳶は、面たくましく、力あくまでも強く、火消しの技と、喧嘩早さは天下一品。
賑々しくも勇ましく、粋な集団として江戸八百八町の人気をさらっていました。
そんな加賀鳶の粋の良さを表現したのが、歌舞伎の出しもの『盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめがかがとび)』。
加賀鳶と江戸の町火消しとのケンカがらみの、江戸の人情や風俗を生き生きと表現した河竹黙阿弥のヒット作です。
長半纏に染め抜かれた雲に雷をモチーフにした「加賀鳶」のロゴマークは、加賀鳶連中の心意気と地酒の力強さを表しています。
蔵紹介
福光屋は寛永二年(1625年)創業。金沢で最も長い歴史をもつ酒蔵です。
1960年から農家と二人三脚で取組む契約栽培米と、霊峰白山の麓より百年の時をかけて辿り着く清冽な仕込み水「百年水」に恵まれ、伝統の職人技を受け継ぎながら、380有余年にわたって酒造りを続けてきました。
瑞穂の国の酒として造り、飲み続けられてきた日本酒が、これから未来に向けてどうあるべきか。それをあらためて問いただし、2001年、福光屋はすべての日本酒を米と水だけで醸す純米蔵になりました。生産高万石単位の酒蔵では日本初のことです。
現在では、先端の研究に裏付けを得ながら進化し続ける米醗酵技術を生かして化粧品や食品開発にも積極的に取り組み、後世に継承すべき日本文化としての「日本酒」を国内外に発信するために直営店を展開しています。
あくまで基本は変えず、時代の変化をしなやかに受けとめながら、日々新たな伝統を創造していく。それは幾世紀もの間くり返してきた福光屋の姿勢です。
これはお酒です。20歳未満の方への販売はいたしません。
20歳以上の年齢であることを確認できない場合には、酒類を販売をいたしません。