軽い口当たりで心地よい酸味
フルーティーな果実の熟した味わい
味わい
■ボリューム:ライトボディ(軽め)
■甘さ:ややドライ
■タンニン(渋味):やや控え目
■酸味:ややシャープ
■果実味:ややフルーティ
イチゴキャンディーやラズベリーのような華やかで甘酸っぱい香りが印象的。
タンニン(渋味)は穏やかで口当たり軽やかな味わいは、赤ワインに不慣れな方にも飲みやすいと人気。
お醤油との相性も良く和食にも合わせやすい。
商品仕様
■製造:能登ワイン(石川県鳳珠洲群穴水町)
■品種:マスカット・ベーリーA
■スタイル:赤
■アルコール度数:11度
■飲み頃温度:5~8℃
■内容量:720ml
香り
イチゴ、ラズベリー、イチゴジャム・キャンディ、マスカット、ブラックチェリー、ブルーベリーなどの香り
マスカットベリーAという品種
マスカット・ベーリーAとは、醸造(ワイン)に用いられる黒ブドウ品種で日本固有品種の代表です。寒さや湿気の多さに強く、特に能登の気候に適しています。栽培は容易で、糖度は20度前後にも達します。
濃いピンク色の果皮が特徴で、果皮は厚く果実は大きく、菌性の病害への抵抗性が強い甘く濃厚な葡萄です。
能登の里海里山の恵み~世界農業遺産の葡萄畑
能登は世界農業遺産にも認定されている豊かな里山里海の地です。低い山並みと丘陵地が多く、複雑な海岸線を有する土地柄ゆえ、季節風が吹き注ぎ、また雨量の多さと照りつく夏の陽射しが果実に奥行きのある味わいを添えます。
能登ワインは、2万本を超えるワイン専用葡萄品種を能登の風土と気候を生かして広大な畑(東京ドーム6個分)で栽培・収穫を行っています。
直接圧搾法
能登ワインのマスカットベリーは、マスカットベーリーA種を直接圧搾し、その搾り果汁をステンレスタンクで低温発酵させ造られます。
皮や種との接触時間が無いため、色が薄く、渋みも殆ど無い爽やかなロゼワインが出来ます。
このような製法ですので、この品種特有のイチゴキャンディーのような甘い香りや熟した果実の風味が豊かで、甘酸っぱいチャーミングな味わいで飲みやすいワインが出来上がります。
質の高い能登のワインをという夢
2004年にスタートした能登ワインは、「能登の葡萄で、世界にも評価される、質の高い能登のワインを」という大きな夢を掲げています。
この10余年の間にマスカットベリーA赤は、2012年に国際ワインコンクール銅賞、また2012,13年には日本で飲もう最高のワインコンクールでシルバー賞というように数多く受賞しています。
このワインに合うぬか漬け
マスカット・ベーリーAで作られる赤ワインは和食全般に合わすことが出来ます。それは、この品種に含まれているフラネオールなどの成分が、日本の出汁と似ているからです。マスカット・ベーリーAの甘く繊細な香りは、味噌や醤油を使ったものと合わせるのが一般的です。
味の濃厚なものと合わせるとワインが負けてしまうので、塩分控えめで口当たりがやさしい金沢海鮮ぬか漬けとのマリアージュがお勧めです。
和食に合う軽めのこの赤ワインに合わせてもらいたいのが、焼き魚用の海鮮漬け魚です。脂ののったブリ、サーモン、さば、そしてタラのぬか漬けは、程良い塩加減と香ばしさが重なり合った漬け魚ですが、渋味が穏やかなライトな赤ワインとの相性は非常に良いです。
また、マスカット・ベーリーAーはオリーブオイルとの相性が良いので、同じくオリーブオイルとの組み合わせが抜群なふぐの子を使ったカプレーゼやカルパッチョ、アヒージョなどもお勧めします。
オリーブオイル系のパスタでは、ふぐの子のペペロンチーノはニンニクと発酵食、そして軽めの赤ワインとの組み合わせが絶妙となります。
地ワインと地元食材
一般的にその土地の料理はその土地で生産されたワインと相性がいいと言われています。
一つは水が関係しているようです。料理もワインも同じ水を使用して造るため、自然と相性がよくなります。
また、その土地の人の味覚でワインも料理も誕生します。
当然、その味はその土地の人の味覚に合わせて作られるため、風味が似通ってきます。
一般的に「似たもの同士」は、お互いを引きたてると言われているため、相性が良くなります。
これはお酒です。20歳未満の方への販売はいたしません。
20歳以上の年齢であることを確認できない場合には、酒類を販売をいたしません。