糠にしんの召し上がり方 :
糠を落として斜めに1cm弱の厚さでそのまま(生のまま)スライス、または軽く炙ってスライスしても美味しく召し上がれます。
お酒のお供(日本酒、特に冷やで召し上がると最高に合います)、またはお茶漬けに最適です。
糠を軽く落とし、そのままスライスしてみました。
お好みでレモン汁をかけると、口当たりが爽やかになり絶品です。 是非、日本酒と一緒に召し上がってみて下さい。
また、水洗いし一晩ほど味醂に浸しておくと、塩分が控えめとなり口当たりがまろやかになります。こちらの方もお試しください。
糠にしんの製造工程:
本乾の身欠きにしん(北海道加工)の選別から始まります。お腹の部分がしっかりしているか、皮に部分の色が艶々しているか、身の方は綺麗な飴色か(黄色くくすんだものは鮮度が落ちているものです)、においは脂臭くないかなどを厳密にチェックし仕入れます。
次に、その身欠きにしんを水戻しします。
その後、清水でさらにきれいに洗浄します。
そして、木桶に漬け込むにしんの大きさを合わせながら、数量を読み込んでいきます。
木桶ににしんを丁寧に、1本ずつ並べ、米糠(ぬか)、麹(こうじ)、少量の塩、そしていしる(うるめいわし由来の魚醤)を入れながら漬け込んでいきます。
およそ1年程かけて、ゆっくりと発酵・熟成させ完成となります。