塩漬けしたいわしは、塩の浸透により固く締まっております。
まず大きさを選別し木桶に漬け込む数量を読み込んでいきます。
このころには、塩漬けしたタンク内は【いしる】の原液であふれています。
次に木桶に漬け込んでいくのですが、このとき塩漬けしたいわしを米糠にまぶします。
この米糠は、石川県産の【コシヒカリ】のものです。
米どころである金沢の自然の恵みを活かし、米糠にも拘っております。(こちらもご参照ください)
木桶に米糠にまぶしたいわしを、一匹ずつ丁寧に並べていきます。
一段並べると、米糠・糀(こちらも石川県産【コシヒカリ】のものです)・唐辛子をふりかけ、また一匹ずつ並べて漬け込んでいきます。
また、いしるは適時注ぎます。
この作業を繰り返し、桶の上いっぱいになるまで漬け込みます。
桶の縁に【まぎ藁】(三つ編みにした藁)を埋め込み、蓋をして漬け終わりとなります。