油与商店店長です。
血合いを取り、清水に暫くさらしたふぐ片身を塩漬けします。
油与商店では、バケツ一杯のふぐ片身に対し、適量の塩を振りかけます。
この塩は、枡を使い計量します。塩をまぶし、均等にふぐ身に行き渡るよう、混ぜます。
塩漬けするは、
①余計な水分を既出し、ふぐの旨味を閉じ込める(または、塩の力で旨味を引き出す)
②日持ちを長くさせる
③塩の力で、発酵を助成する
④塩の力で、糠漬け・粕漬けした際に味の浸透力を強める
ためです。
15~17時間程、ふぐ身と塩を混ぜ合わせた状態で寝かせ、身に塩を浸透させます。そして、また清水で丁寧に水洗いし、つぎはいよいよ天日干しにかかります。
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