油与商店店長です。
ごまふぐの卵巣には、5,000~10,000MU/g(マウスユニット)のテトロドトキシンが含まれています。そのテトロドトキシンとは、ふぐ毒のことで、青酸カリの100倍、2~3mgで人の致死量に達するほどの猛毒です。
塩で埋めた卵巣から水分が抜けてきてますが、赤味を帯びたこの水にはふぐ毒(テトロドトキシン)が溶けだしています。
この卵巣の毒性は同一魚種、同一時期でも、それぞれの固体により相違してます。
塩漬け中、毒性の強いものから毒が滲み出し、毒性の弱いものへ毒性が侵入していきます。
おおよそ3か月ほどで、毒の平均化・均等化が起きます。
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